勾玉作りに挑戦しました!  神話セミナー閉講

IMG_4554

第5回神話セミナーを12月5日、延岡市の中小企業振興センターで開きました。最終回の今回は、古代日本の装身具の一つである勾玉(まがたま)作りに挑戦しました。

勾玉は、曲がった玉とも書き、動物の牙を象ったとする説や、人の始まりの形である胎児の形を表したという説、生物のパワーの源である太陽と月の形を組み合わせたものという説などがあります。

開講に先立ち伊藤俊郁(いとう・としふみ)実行委員長が、「勾玉は古事記や日本書記に登場しますが、勾玉の“たま”は魂、霊に通じると言われています。弥生時代や古墳時代においては、装飾品としていろんな祭祀に使われたり、偉い人がその力を誇示するために身につけたりしていました」などと、勾玉のいわれなどを話しました。

IMG_4547

続いて、実行委員会の酒井美由紀(さかい・みゆき)さんを講師に、滑石(かっせき)を削って作る市販のキットを使い、金ヤスリや粗さの違う3種類の紙ヤスリを使って勾玉作りに励みました。

四角い滑石を勾玉の形状に削るのは大人でも一苦労です。参加者は一心不乱にヤスリで石を削り、静かな会場にはギコギコ、ゴシゴシという音だけが響いていました。最後は水で表面を洗いながら仕上げましたが、それぞれ形状は微妙に違うものの、出来映えの素晴らしさにあちこちから「わぁ、すごい」「きれい」などの声が聞かれました。

IMG_4550IMG_4552

最後に閉講式が行われ、参加者を代表して全5回出席した延岡市塩浜町の黒瀬芳史(くろせ・よしふみ)さんに伊藤委員長から受講証が手渡されました。

黒瀬さんは、「神話には以前から興味があり、今年2月の竹田先生の講演会にも参加しました。今回のセミナーは神話に関する知識が深まったというより、毎回こうした新しい体験ができ、楽しく参加できました。こういう機会があればまたぜひ参加したいですね」と話していました。

IMG_4559