笠沙の出逢い

shinwa03 ある日、笠沙の岬(現在の愛宕山)に出かけたニニギは、美しい娘に出逢いました。山の神・オオヤマツミの娘、コノハナサクヤヒメと名乗り、花が咲いたように美しい娘です。ニニギは一目惚れし、すぐに父のオオヤマツミに結婚を申し込みました。

コノハナサクヤヒメは、すぐに妊娠しますが、自分の子ではないと疑うニニギに、コノハナサクヤヒメは戸のない産屋を作り「この子が天つ神の子ならば、無事に産まれましょう」と言って産屋に入り、火を放ちました。その中でホデリ(海幸)、ホスセリ、ホオリ(山幸)の三人の皇子を無事産み、皇子がニニギの血を受け継いでいることを示しました。この場所が火生野で、それが転訛して俵野(北川町)になったと言われています。